【机上の空論】にどりやのメモ帳

世の中の現象や出来事は頭の中でも起きている。

TOKIOを応援するためなら風評を流してもいい?

今回のTOKIO山口の事件で騒ぎが無駄に広がっています。騒ぎの中には風評っぽいものもありましたので少しでも落ち着いてくれたらと思って書いてみました。

 

幹部の対応

山口という個人の罪によって信頼が損なわれしかも交代がきかないという一般社会から離れた芸能界の特殊性ゆえに事務所の責任は大きいです。しかし事務所のトップが出てきて謝罪をしないのはジャニーズに限ったことではありません。今まで幹部の謝罪を求めていなかったことを考えれば今回の山口の事件の場合だけジャニーズ幹部は謝罪するべきという評価は風評です。


ただし幹部が謝罪するにしても結局はTOKIOも謝罪することになるのですから、もし事情を把握していたのなら山口が言わない以上は事務所の方からTOKIOに伝えるべきだっただろうとは思います。

 

農業差別?

山口はこれから農業をするべきと言う人が一部います。農民がアイドル活動ができなくれば農業をやっていればいいだろうという考えもなくはないと思いますが、あたかも農業をすることが罰であるかのように言っている気がします。しかし農業も立派な仕事です。このような意見を農家が見たらどんな気分になるのでしょうか?

 

以前、死刑の是非をビートたけしが語るときに死刑ではなく畑で働かせればいいというような事を言っていました。死刑なのに外で働けるって普通の懲役よりも待遇良くなってませんか?


農業という仕事を罰として与えるその発想は農民を奴隷のように見ている感じがして不愉快です。

 

「今度は福島がTOKIOを応援する番だ」

TOKIOが福島の応援を始めたのは福島が窮地に立たされたからなのですがその福島が窮地に立たされたのは福島自身の問題ではありません。しかし今回の件はTOKIOの自業自得の問題で、松岡の言葉を借りれば勝手に崖の下に落ちたのです。それを今度は福島が応援しろと言うのですから、いくらなんでも理不尽です。

 

風評被害を払拭してもらったからポスターをはがしてはいけない」の理屈もどうしても理解できません。山口がいたから使わないと判断しただけであって、いたって普通の事です。そのポスターをはがしたことがまるで悪い事であるかのような風評を流して一体何が嬉しいのでしょうか?そのような風評が許されるなら最初からTOKIOの応援もいらなかったということになります。

 

TOKIOのファンは応援したければ普通に応援すれば良い事です。TOKIOの応援をしたいからといって福島の風評を流す人達には負けてほしくない。そういう意味で自分は福島を応援したいと思います。